10月4日 久しぶりに飛べた! ― 2450cm²で見えた「左右差」という次の課題

10月4日、日曜日。
今日の風予報は3〜4m/s、その後は3m/s程度。別の予報では5m/sという数字も出ていたので、「朝のうちに吹いてくれればいいな」という感じだった。
正直、ダメ元。
風がなければSUPサーフィンでもやればいい。
そんな気持ちで江の島へ向かった。
着いて海を見ると、弱いながらも一応風はある。
ウィンドサーフィンも何艇か出ている。ただ、プレーニングしている人はいない。
「うーん、微妙だな……」
それでも今日は、なんとかウィングフォイルをやりたかった。
7月末に痛めた指は、いまだに完全には治っていない。その後もいろいろあって、なかなかまともに練習を続けられていない。
そろそろ、ちゃんと飛びたい。


今日も2450cm²。SUPも持って海へ

今日のフォイルは、先生が手配してくれた2450cm²の大型フロントフォイル。
微風での離水性能は、これまで何度か試してかなり期待できることが分かってきた。
そして今日は風がダメだった場合に備えてSUPもやるつもりなので、パドルも持って海岸へ。
まずSUPで沖へ出て、風の状況を確認することにした。
沖へ出てみると、まあまあ吹いている。
ただし安定していない。
北風なので、やはり少しガスティーだ。
吹く。
弱くなる。
また少し入る。
「これなら、ブローをうまく捕まえれば浮けるかもしれない」
せっかく来たのだから、やってみよう。


6㎡+2450cm²で出艇

今日は6㎡のウィングしか持ってきていない。
これを膨らませて、2450cm²のフォイルと組み合わせて海へ出た。
風がまったくない日の6㎡は、自分の腕でウィングの重量を支え続けることになるので、ほとんど修行である。
でも今日は、そこまでひどくない。
弱いながらもウィングを支えてくれる程度の風はある。
まずは風上へ。
上って、また上って、できるだけ高度を稼いでいく。
これも以前に比べればかなり普通にできるようになった。
そして、ある程度風上へ行ったところでブローを待つ。
来た。
「今だ」
ウィングをパンピング。
脚でもポンピング。
すると――
フワッ。
浮いた。
「おお、やっと浮いた!」
本当に久しぶりだった。
感覚としては1か月、いや2か月くらいまともに飛んでいなかったような気がする。
水面を離れ、フォイルだけで走り始める。
この感覚。
やっぱり気持ちいい。


100mくらい、久しぶりのフォイリング

そのまま100mくらいは走れただろうか。
残念ながら風そのものが弱いので、ブローが終わるとパワーが足りなくなる。
高度が落ちて、着水。
そのまま止まってしまった。
でも、今日はこれを3回くらいできた。
長距離を飛べたわけではない。
以前のように300m、500mと走れたわけでもない。
それでも、今日の風は3〜4m/s程度。
その中で2450cm²+6㎡+パンピングで離水して、100m程度とはいえフォイリングできた。
これはかなりうれしい。
9月に2450を初めて使ったとき、
「このフォイルなら4m/sくらいでも飛べるんじゃないか」
と感じていた。
今日、少しだけそれを確認できたような気がする。


ところが、全部ポート側

ただ、一つ気になることがある。
今日浮いた3回。
なぜか全部ポート側だった。
反対のスタボー側でも、同じようにパンピングしている。
ところが、なぜか浮かない。
風の入り方の問題なのか。
自分のパンピングの癖なのか。
足の使い方なのか。
それとも身体のバランスなのか。
考えてみると、以前Eフォイルを練習していたときも、今ポート側で使っているのと同じ足のスタンスを中心に練習していた。
もしかすると、そこで身体が覚えた前後の荷重バランスが、片側だけかなり完成しているのかもしれない。
反対側になると、自分では同じことをやっているつもりでも、微妙に前足と後ろ足の荷重が違う。
あるいはパンピングのタイミングが違う。
そのわずかな差が、今日のような限界に近い微風では、離水できるかできないかにはっきり出るのかもしれない。
これはちょっと先生に相談してみよう。
風が十分にあるときなら勢いで浮いてしまうので気づかないが、微風だからこそ、自分の左右差が見えてきた可能性もある。


今日は無理をしない

そうこうしているうちに、また風が落ちてきた。
指もまだ少し痛い。
ここで無理をして、また悪化させても仕方がない。
しかも今日は午後1時に予定がある。
そうだ、車を取りに行かなければならない。
ということで、今日はここで終了。
練習時間としてはそれほど長くなかったし、フォイリングできたのも3回程度。
日記としては、正直それほど派手な一日ではない。
でも、久しぶりにちゃんと浮いた。
100mくらいとはいえ、フォイルだけで水面の上を走れた。
それだけで今日は十分満足だった。


次に海へ出るのは、少し先

そして残念ながら、ここからしばらくウィングフォイルはお休みになる。
来週、再来週は一級小型船舶操縦士免許の教習。
江の島には来る。
いつものヨットクラブにも来る。
目の前にはいつもの海がある。
でも、自分は教室で船の勉強。
ちょっと複雑な気分である。
ただ、考え方を変えればちょうどいい。
ここから3週間ほど、ウィングフォイルを無理にやらずに指をしっかり治す。
その間に船舶免許を取る。
そして指が治ったところで、またウィングフォイルへ戻る。
今日分かったスタボー側で浮きにくいという新しい課題も、そのとき改めて先生に見てもらおう。
今日は3回。
短かったけれど、久しぶりに飛べた。
しばらく海の上を飛ぶ練習は休んで、次の2週間は海の上を走るための勉強である。

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