8月22日 もう一つのホームゲレンデ候補 ― 彩湖を25年ぶりに偵察

8月22日。
まだ小指は完全には治っていない。
7月25日にSUPサーフィンで痛めてから、もうすぐ1か月。それでも腫れと痛みが残っていて、
とっさの操作が必要なウィングフォイルへの復帰には、もう少し時間が必要そうだ。
海に行けない週末は、やはり少し物足りない。
そこで今日も「将来乗る場所を探す」ことにした。
向かったのは、埼玉県の荒川沿いにある彩湖。
実はここ、初めてではない。
25年くらい前、まだウィンドサーフィンをやっていた頃に1回か2回乗ったような気がする。
ただ、さすがに25年前。
ほとんど記憶は残っていない。
ということで、今回はほぼ初めてのつもりで偵察してみることにした。


渡良瀬遊水地とは、何かが違う

到着して最初に思ったのは、
「あれ、ここ結構いいじゃないか。」
ということだった。
水面の広さは、先日見に行った渡良瀬遊水地より一回り小さいだろうか。
ただ、広さ以上に大きく違うのが雰囲気だ。
なんとなく、こちらの方が明るい。
その理由の一つが芝生だと思う。
彩湖は水辺のかなり近くまで芝生が広がっている。
芝生の上に道具を置いて、ウィングを膨らませ、フォイルをセットして、そのまますぐ水へ入れる。
これはかなり使いやすそうだ。
渡良瀬遊水地も芝生はあるのだが、水辺との間に少し距離があり、最後はコンクリートのエリアを通る。
それに対して彩湖は、芝生と水面が一体になっている感じがする。
たったそれだけの違いなのだが、マリンスポーツをやる場所としての雰囲気はかなり違って見えた。


水辺を眺めるだけでも面白い

この日はそれほど風が強くなかった。
ウィングフォイルの道具を広げている人もいたが、基本的には風待ち。
自分も今日は見学なので、のんびり水辺を歩きながら様子を見る。
すると、面白い練習をしている人がいた。
フォイルボードだけを使った練習だ。
水辺にスタート用の台を置き、そこからボードに乗ってスタート。
足でボードを上下させながらポンピングして進む。
落ちる。
また台に戻る。
そしてもう一度。
ひたすらその繰り返し。
「あれ、いいな。」
と思った。
ウィングがないので、風を待つ必要がない。
純粋に足の荷重だけでフォイルをコントロールする練習になる。
以前から自分なりに、ウィングフォイルでは「足が主役、ウィングは補助」という感覚を持ち始めている。
そう考えると、この練習はまさに足だけでフォイルを制御する訓練になる。
あれを繰り返していれば、フォイルのピッチ制御やポンピングはかなり上達しそうだ。
「自分もあれを買ってここで練習するのもありだな。」
見学に来ただけなのに、また欲しいものが一つ増えてしまった。


家から40分。この距離は魅力的

そして彩湖最大の魅力は、やはり近さだ。
家から車で40分くらい。
渡良瀬遊水地より明らかに近い。
江の島まで行くことを考えれば、かなり気軽である。
朝起きて風を確認して、
「ちょっと吹いているから行ってくるか。」
ができる距離だ。
2時間ほど練習して、その日のうちに普通に帰ってくる。
そういう使い方なら、かなり現実的に思える。
海へ遊びに行く江の島とは別に、純粋な練習場として近所にこういう場所を持つ。
それはかなり魅力的だ。


ただし、300mの壁

ところが、いいことばかりではなかった。
まず駐車場が有料。
とはいえ、これは大した問題ではない。
2時間で200円程度、長く停めても500円もかからないくらいなので、この程度なら十分許容範囲だ。
それより問題なのが、駐車場から水辺までの距離だった。
これが結構遠い。
感覚的には300mくらいある。
手ぶらなら何でもない距離だ。
しかしウィングフォイルとなると話は別。
ボード。
フォイル。
ウィング。
ポンプ。
その他の小物。
これを全部抱えて300m歩くのは、ほぼ不可能だ。
となると、キャリアやカートが必須になる。


25年前の装備が、また必要になる?

そこで思い出したのが、昔ウィンドサーフィンをやっていた頃の車だ。
当時はルーフキャリアを付け、さらにRV用の大きなボックスも載せていた。
セイルやブーム、移動用のキャリアなどをそこへ入れておけば、かなり便利だった。
ところが今の車には何も付いていない。
ウィングフォイルを本格的に彩湖でやるなら、ボードをどう積むか。
フォイルやウィングをどう運ぶか。
さらに駐車場から水辺まで300mをどう移動するか。
車載用のキャリアと、水辺まで運ぶためのカート。
このあたりを一度きちんと考える必要がありそうだ。
さらに、できれば近くに艇庫が欲しい。
道具一式を置いておければ、車で40分走ってきて、すぐ練習できる。
そうなれば彩湖の価値は一気に上がる。


江の島、渡良瀬、そして彩湖

こうして比べてみると、それぞれ性格が違って面白い。
江の島は、やはり特別だ。
海があり、波があり、若い人も多く、サーファーがいて、夏には海の家も並ぶ。
そこへ行くだけで気分が上がる。
渡良瀬遊水地は水面が広く、駐車場から水辺が近い。ウィングフォイルの練習環境としてはかなり合理的だ。
利根大堰も悪くない。そして彩湖。
水面は渡良瀬より少し小さいかもしれないが、芝生と水辺の雰囲気がいい。
そして何より、自宅から近い。
「海へ遊びに行く」なら江の島。
「広い水面でしっかり練習する」なら渡良瀬。
「ちょっと吹いたから練習する」なら彩湖。
そんな使い分けもありそうだ。


彩湖、かなり有力かもしれない

今日は指のケガのおかげで、結局水には入れなかった。というか道具もないし。
でも、こうして乗れない時期にいろいろな場所を見て回るのも悪くない。
特に彩湖は思った以上に印象がよかった。
近い。
芝生がある。
水辺の雰囲気もいい。
ウィングフォイルをやっている人もいる。
課題は、駐車場からの300mと道具の保管・運搬方法。
そこさえ解決できれば、かなり使えそうだ。
25年ほど前に一度来た場所が、今度はウィングフォイルの練習場所として再び候補になる。
なんだか不思議なものだ。
指が治ったら、今度は見学ではなく実際にここで飛んでみたい。
彩湖、ホームゲレンデ候補としてかなり有力である。

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