12月21日 Wingボード 6.0m² ― 強風と現実 ―
今日は、冬にしてはめずらしい一日だった。
気温は20℃近くまで上がり、
南風オンショア、7〜8m/sの強風予報。
久しぶりの絶好のコンディションだ。
本当は妻と旅行に行く予定もあったのだが、
先生から「日曜、かなり良さそうですよ」と声をかけてもらい、
迷った末に海へ向かった。
正直、この条件なら――
「Wing-foilで初プレーニング(フォイリング)」が
ワンチャンあるのではないか、
そんな期待もあった。
海に着くと、確かに風は強い。
だが同時に、波もかなり大きい。
これは、なかなか見ないコンディションだ。
SUPサーフィンなら、相当楽しめそうでもある。
先生の判断は明確だった。
「今日は風が不安定で、波も大きい。
Wing-foilは危険だから、WingボードかSUPサーフィンがいいですね。」
正直、がっかりした。
今日はWing-foilで行きたかった。
「Foilで行ってはいけませんか?」と一瞬思ったが、
百戦錬磨、元トッププロの先生の判断に
異を唱えるのはリスクでしかない。
ここは素直に従うことにし、
Wingボードで出艇した。
海に出ると、風はガスティで4〜7m/s。
そして何より、波が大きい。
大きいものでは3m超はありそうだ。
ジャンプしても、普通に波をかぶる。
これでは確かに、
Foilボードでこの波を越えて沖に出るのは大変だし、
鋭いFoilの刃で怪我や道具破損のリスクも高い。
先生の判断は、やはり正しかった。
なんとか波を越え、沖へ。
考えてみれば、
e-foilが続き、その次はクリスマスパーティ。
Wingボードで海に出るのは、実に1か月半ぶりだ。
沖はうねりが凄まじい。
だが、風さえあれば、
この程度のうねりはマスターしたWing操作で制御できる――
そういう自信は、これまでの積み重ねで持っていた。
ところが、
どういうわけか、今日に限って、まったく風上に上って走れない。
風はある。
沈することなく走れてはいる。
だが、風上に向けて角度を取ろうとすると、
じわじわと下っていく感覚しかない。
Wingは風上にターンするタックは初心者はできず、風上に曲がるジャイブ一択だ。
そのたびに、確実に風下へ流される。
気づけば3往復で、100m以上流されていた。
幸い、今日はサイドショア。
なんとか相当流されて遠くの砂浜にたどり着きそうになったが、
最後に待っていたのは、
3〜4mのブレイクを越える地獄だった。
そこから、波を超えるのが大変なので、
ボードを抱えて出発点まで戻る。
距離にして100m以上。
時間にして、20分ほど。
もう、力は残っていない。
本来なら、練習のために再挑戦すべきだ。
だが、体力とリスクを天秤にかけ、
このコンディションでは無理だと判断した。
せっかく大きな波がある。
気持ちを切り替えて、SUPサーフィンへ。
波は大きく、
巻かれるとかなり厳しい。
だが、その分、
一度乗れれば、
いつもよりはるかに長く、エキサイティングだ。
ただし問題は、その後。
一度砂浜に戻ると、
再び沖に出るのが本当に大変だ。
ショートボードならドルフィンで潜れるのだろうが、
浮力のあるSUPではそうはいかない。
何度も戻され、
10分くらいかけて、やっと沖へ。
波に乗って一瞬で砂浜へ。
それを3〜4本繰り返したところで、
完全に疲労困憊。
今日の活動は終了となった。
SUPサーフィン自体は、楽しかった。
だが――
Wingで風上に上れなかったことは、
正直、かなりショックだった。
これから冬に入り、
オフショアの確率が高くなる。
この中で、
本当にやっていけるのだろうか。
そんな不安を抱えながら、
少し重たい気持ちで、
海を後にした。
だが、
この「うまくいかなかった一日」も、
きっと後から振り返れば、
大切な転換点になる――
そんな気も、どこかでしている。
次は、
どう攻略するかだ。
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