12月7日 クラブのクリスマスパーティ ― 海と人に包まれた一日 ―
この日は、クラブ主催のクリスマスパーティがあり、私も参加した。
レッスンとは少し違う、
「海を楽しむ側」としての一日だ。
まずは、水陸両用車に乗って海へ。
そのまま湘南の名所を巡る、
小さなクルーズが始まった。
烏帽子岩、
沖から見える大きな鳥居、
そして普段は陸からしか見たことのない景色。
海側から眺める湘南は、どこか新鮮で、
初めて訪れる場所もあった。
天気は申し分なく、
空気も澄んでいて、
遠くには富士山がくっきりと見えた。
この時期ならではの、
凛とした美しさだ。
クルーズの途中、
一人ずつ10分ほど操船体験をさせてもらえる時間があった。
私も実際にハンドルを握り、
船を動かしてみる。
思った以上に反応がダイレクトで、
水の抵抗や流れを感じながら進む感覚が面白い。
短い時間だったが、
とても楽しい体験だった。
クルーズを終え、
クラブに戻ると、
2階でパーティーが始まった。
普段は海で顔を合わせて、
軽く挨拶する程度の仲間たちと、
今日はお酒を飲みながら、
ゆっくり話ができる。
同じ趣味を持つ者同士、
話題は尽きない。
海の話、道具の話、
昔やっていたスポーツの話、
そしてこれからの目標。
中でも印象的だったのは、
いつもコーチをしてくれている先生と、
初めて一緒にお酒を飲めたことだ。
海の上では、
技術や安全の話が中心だが、
こうしてリラックスした場で話すと、
また違った一面が見えてくる。
とても楽しい時間だった。
参加者は、
私が普段仕事でお目にかかる方々とはだいぶ印象の違う50代から60代くらいの方が多く、
素敵で、落ち着いた雰囲気。ドイツ出身の方もいて、自然と英語が飛び交う場面もあった。
海辺のしゃれたレストランのパーティなど、海なし県に住む自分が参加することになるとは思ってもいなかった。
ここに入れて本当に良かった。
単に技術を学ぶ場所ではなく、
海を通じて人とつながり、
人生の時間を豊かにしてくれる場所。
そんな存在になっている。
今日は、
浮いたり、走ったりはしなかったが、
心の中では、
確かに大きく前に進んだ一日だった。
また海に戻る日が、
より楽しみになった。


