2月15日 惜しい、もう少しでフォイリング — 連続出撃でつかんだ“浮きの感覚”
前日の14日は海に来たものの風が吹かず、SUP練習だけで終わってしまった。あまりの悔しさに、普段はほとんどしない「土日連続出撃」を決めた。
本当は仕事も抱えている。前夜と当日の朝にかなり頑張って片付けたが、帰宅後もまだ残っている。それでも来てしまった。最近は妻も遊びに行けていない中で、自分だけ2日連続の海。少しだけ後ろめたさもある。
それでも今日は、どうしても乗りたかった。
予報は下方修正、しかし現地は“当たり”
当初予報は風速5m/s。自分にとって理想的な練習風速だった。ところが朝の更新で4m/sに下がり、しかも吹くピークは14時頃という微妙な予報に変わっていた。
「少し悪くなったな…」
それでも1時半に江の島入り。
最新予報ではまだ1〜2m/s。かなりがっかりしていたが、海を見ると様子が違った。体感で3〜4m/sは吹いている。ウィンドサーファーもそこそこ走っている。しかもV字航跡ではない。
「これは来るかも」
一気にテンションが上がった。
5㎡か6㎡か — 自主練の判断
ウィングサイズは悩んだ。最大の6㎡か、1サイズ下の5㎡か。
弱風なら6㎡が定石だ。しかしこの日はコーチ不在の可能性が高く、自主練習予定だった。風が上がったときの安全マージンを考え、5㎡を選択。ややコンサバな判断だ。
もう一つ理由があった。今日はYouTubeで徹底的にイメージトレーニングしてきたパンピングを実戦投入したかった。操作練習としては5㎡の方が扱いやすい。
5㎡を張り、2時半ごろ出艇。
久しぶりに“ちゃんと走れる風”
海に出ると、確かに風は入っていた。久しぶりにウィングをしっかりコントロールしながら往復できる。風上にも確実に登れる。出発地点より風上に戻れている。
「今日はいい」
パンピングも試しながら走る。ただ風がやや弱く、パンピングしても大きく加速はしない。
そんな練習をしていると――
先生がWINGフォイルでしっかりプレーニング(フォイリング)しながら、スーッと浮いて近づいてきた。
「13時半に待っていたのですが、いらっしゃらなかったので今日は来ないかと。その後、道具がなくなったので来てみました!」
「じゃあ今からレッスンにしましょう」
まさかの合流。即レッスンモードに切り替えた。
パンピング地獄
ヘルメットとマイクを装着。先生のガイドでフォイリング練習へ。
風上にしっかり登り、帰りで下らせて加速しながらパンピング。
これが想像以上にきつい。
パンピングは全身運動だ。10回もやれば腕がパンパンになる。前腕が悲鳴を上げる。
「これは大変だ…」
それでも先生からは
「パンピングかなり上手くなってますよ」
と評価。
ただし重要な指摘が入る。
「後ろ足荷重が足りない。もっと後ろに乗ってノーズを浮かせる」
YouTubeで見て理解したつもりだったが、実際にはできていなかった。
初めての“浮きかけ”
指摘を意識して次のトライ。
パンピング、後ろ足荷重。
――スッとボードが軽くなった。
「浮いた!」
しかし次の瞬間、ウィングが水面に引っかかりチン。
「ウィング低いよ!」
確かにパンピング中にウィングが下がっていた。
ついに浮いた瞬間
次のトライではウィングを高く保つことを意識。
しばらく待つと風が入った。下らせて加速。パンピング。後ろ足荷重。
――スッと浮き始めた。
確実に浮いた。
だがそのままノーズが上がりすぎ、ポーンと抜けて前方沈。
「浮き出したら前足荷重!」
頭では理解している。しかし体が追いつかない。
もう一度、そして終了
その後も30分ほど粘った。もう一度浮いたが同じパターンで前落ち。
風は弱くなり、腕は限界。時刻は17時。
「今日はここまで」
片付け終えた頃には5時半を回り、日曜の海は暗くなっていた。
もう目前
もし風がもう少し安定していたら。もし6㎡を張っていたら。もっと浮けたかもしれない。
だが今日つかんだものは大きい。
・後ろ足荷重で浮く感覚
・ウィング高さの重要性
・浮いた後は前足荷重
・パンピング動作の実感
そして何より――
「もう少しでフォイリング」
確信に変わった。
久しぶりの日曜遅練。仕事を抱えながらも来た価値は十分あった。
来週こそは。
いい風が吹けば、確実に浮ける。
そう思えた、決定的に前進した一日だった。
充実した一日だったのでレッスン後に、これを頂きました。おいしかったです。

