2月14日 風を待ちながら、静かな海と向き合ったSUPクルージング

2月14日(土)。バレンタインデー。

この日の天気予報は風速4m/sほど。決して強くはないが、ウィングフォイルの練習としては成立するかもしれない、という微妙なラインだった。

インストラクターの先生からは
「日曜日(15日)のほうがいいんじゃないですか?」
という提案もあった。

確かに予報を見る限り、翌日のほうが風は期待できそうだった。しかし、先週は海に出られなかったこともあり、どうしても今日やりたかった。

「4m/s吹くならやりたいです。1時からお願いします」

半ば押し切る形で、14日土曜日のレッスンを決行することにした。


まさかの無風

そして1時。

海に着いてみると――ほとんど吹いていない。体感では1m/sあるかないか。沖にウィンドサーファーの姿もほとんど見えない。

これは厳しい。

結局、ウィングは断念。インストラクターの先生からも
「今日はSUPで自主練習にしましょう」
との判断。

正直、少しがっかりした。だが自然相手では仕方がない。泣く泣くSUPに切り替えた。


2週間ぶりのSUP

SUPは約2週間ぶり。ボードに立ち、ゆっくり沖へ出る。

今日は特別なミッションがあった。
「波が来たら素早くターンして、すぐ漕ぎ出せるようになること」

波に乗るためには、ただ漕ぐだけでは足りない。
・波の向きを見極める
・素早くボードをターンさせる
・間髪入れずに強く漕ぐ

この一連の動作がスムーズでなければ、テイクオフはできない。

ターンの練習を何度も繰り返す。バランスを崩さないように重心を移動させ、素早くノーズを向ける。これが思った以上に難しい。

その合間に、思い切り沖まで出てみたり、ボードに座ってプカプカ浮いてみたり。

埼玉県という海なし県に住んでいる自分にとって、こうして沖に出てただ浮いている時間さえも特別だ。静かな海の上で、ただ揺られているだけなのに、なぜか満ち足りた気分になる。

パソコンも携帯電話を見ることもない完全なデジタルデトックスで気分転換になる。

気がつけば2時間近くSUPを続けていた。


少し吹いてきたが…

レッスン後半、ようやく少し風が入り始めた。ウィンドサーファーが何人か走り出す。

「お、いけるか?」

しかしよく見ると、まだV字の航跡。ウィンドサーフィンがV字ということは、まだ風は弱く不十分だ。ウィンドサーフィンはマストでセイルを支えているので、微風でも吹かれないが、ウィングは二の腕で支える必要があり、微風に弱い。

「これではウィングはやはり無理だったな」

残念ながら、インストラクターの先生の判断が正しかった。


そして決断

ただ、予報では明日はもう少し吹く。

本当は明日は1日仕事の予定だ。しかし心はもう決まっていた。

「明日も来よう」

仕事は夜に回せばいい。海に出られるチャンスを逃す理由はない。

今日はいつもなら食事をしてビールを飲んで帰るところだが、それもやめた。さっと着替えて、そのまま帰宅。

明日に備えて、今日は早めに仕事を片付ける。

今日はSUPのみ。派手さはない。だが、波へのアプローチ練習、体幹の維持、そして自然と向き合う時間。無駄ではない。

そして何より、「明日もう一度挑戦する」と決めた自分の気持ちがはっきりした。

今日はここまで。

また明日。

今日は学生さんたちが多かったですね。また奥のテントでは、ゴミ拾いイベントが行われていました。お疲れ様です。

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