12月28日 SUPクルーズ ― 今年の海納め ―
今日は、風速4m/sくらいの予報を信じて海へ向かった。
だが、現地に着いてみると、
海は驚くほど静かで、ほとんど無風。
ウィンドサーフィンも、
まったく浮く気配がない。
「これは……Wing-foilは無理だな」
少し残念な気持ちになっていると、
先生が提案してくれた。
「じゃあ、SUPで七里ヶ浜までクルーズしようか」
その一言で、気分が切り替わった。
ちょうど、クリスマスパーティーで手に入れた
カーボンパドルの初下ろしにもなる。
これは、むしろいいタイミングだ。
朝、家を出たときは、
気温はほぼ0℃。
「今日は寒いかな」と思っていたが、
江ノ島に着くと、気温は8℃前後まで上がっていた。
太陽も出ていて、
しかも無風。
いつものセミドライスーツに、
新調した防水ブーツを初めて履いた。
試しに海に足を入れてみると、
まったく冷たくない。
冬の海なのに、
少し不思議な感覚だった。
先生と並んで、
SUPでゆっくりと七里ヶ浜方面へ漕ぎ出す。
カーボンパドルは軽く、
一掻きごとの反応がとても良い。
力を入れなくても、
すっとボードが前に進む。
沖から見る景色は、
いつもとは違う表情をしている。
やがて、
あの有名な鎌倉高校前の踏切が見えてきた。
外国人観光客が、
たくさん踏み切り前で写真を撮っている様子を、
海の上から眺める。
「こんな角度から見ること、なかなかないな」
そう思いながら、
静かな時間を楽しんだ。
最後に、少しだけSUPサーフィンにもトライ。
ただ今日は、先週の大波とは違って穏やかなので、波が小さく、
正直、少し物足りない。
それでも、
無理に追い込まず、
「今日はこういう日だ」と受け入れられる余裕があった。
激しい練習も、
挑戦もない。
ただ、海の上にいて、
漕いで、眺めて、呼吸する。
今年最後の海の時間としては、
むしろ、ちょうどよかったのかもしれない。
こうして、
静かに今年の海納めとなった。
穏やかな締めくくりだ。
また、来年。
1月4日から再スタートだ。
今度はまた、
浮いて、走って、挑戦する日々が始まる。
今日は、
その前の、
大切な“間”の一日だった。

